Internet Explorer is not supported
Sorry, please use another browser such as Google Chrome or MozillaFirefox

Dr. LanoiseléeのTRIOS Share体験談:「真のワイヤレスの利便性」

Dr. Édouard Lanoiselée

口腔外科医

Dr. Lanoiseléeは、長年にわたり3Shape製品を積極的に使用しており、最近TRIOS Shareという新しいワイヤレススキャニング環境を採用されました。 Dr. Lanoiseléeへ製品に関するご意見をお聞きしました。

scaning

TRIOSでの光学印象を開始してから数年が経ちましたが、特にTRIOS 4、そして現在のTRIOS 5を選択してから真のワイヤレスの利便性を享受しています。

TRIOS Shareについてお話をする前に、当院の使用環境について説明いたします

一般的なPCが各チェアサイドに3台、受付と放射線室に1台ずつ、合計で5台あります。 スキャン専用のPCは、チェアサイドで別のモニターでスキャンできるよう、PCを最近アップグレードしました。このPCは、TRIOS Design StudioDental Systemなどのソフトウェアでの設計作業に使用しており、Implant Studioでのインプラント計画にも使用しています。その他、チェアサイドでのスキャンに適したTRIOS MOVEユニットが2台あります。 全部でスキャン環境の整った処置室が3部屋、必要に応じてスキャンに使用できる4番目の処置室が1部屋あるということになります。

実は4番目の処置室にスキャナーがなくても、有効活用できる方法はないか課題に感じていました

この処置室の有効活用法に頭を悩ませており、ボトルネックになっていました。 TRIOS MOVEユニットの移設には数秒しかかかりませんが、それは誰も使用していない場合です。そのため、どうすれば効率的に機器の移動・配置ができるか検討する必要性があり、 その解決策を見つける必要がありました。

つまり、動線や移動が効率的になる方法の探索です

オフィスでは3人が働いていますが、近々退職したスタッフの後任として1名採用する予定があります。 新しいスタッフは外科処置の予定がないときには外科用ユニットを他の処置に使用してもらうつもりです。

また、私自身はスキャンや処置のサポートのために別のユニットに移動する必要もあります。

私のユニットで助手がクリーニングをしている間に、チェック用のスキャンや患者情報や記録を入力する場合もあります。

このような場合でも、TRIOS Shareを使ってスキャナーを別の部屋にあるPCに接続するだけで、スムーズにスキャンできます。 これによりスキャナー使用回数の多い日でも院内の診療を効率的に進めることができます。限られた人員でスムーズに診療を進めるのに役立っています。 そのため、できるだけシンプルで動線や移動が効率的で、アシスタントに事前準備をしてもらう必要のない解決策を探していました。

ミラーリングソフトの活用や複数のPCでスキャニング可能な環境をを整えることで、汎用性の高い環境を実現しています

当院のオフィスは2階にあり、1階にはすべてのスキャン情報を保存するメインサーバーが設置されています。サーバーには口腔内スキャンやCTデータが保存されています。 これにより、情報のバックアップと一元化が可能になりました。 私のPCで他のスタッフがスキャンした症例を確認することができます。 私が普段使用しているPCが最も高性能で大きなモニターが接続されているので、スタッフが治療計画のために使用することもあります。

PCスペックが低い4番目の処置室では、Splashtopアプリケーションを介してメインPCをリモート操作できるTRIOS Shareの「ミラーリング」ソリューションを使います。 すべての部屋でスムーズな接続性と十分な速度を確保するため、既存の院内Wi-Fiネットワークのアップグレードもしました。 前述ように、当院では1台のPCと2台のTRIOS MOVEユニットでワイヤレス接続してスキャンを行っています。この方法で診療時に起こる様々な遅延の可能性を回避し、柔軟に仕事を進めることができます。

接続環境の違いはスキャナーの管理や移動に影響を与えます

以前はTRIOSはTP-Link無線受信機にしか接続できませんでした。 TRIOS Shareでは、TP-Link無線受信機は初期設定時にスキャナーをWi-Fiネットワークへ認識させるためだけに必要です。

初期設定時にスキャナーが認識されれば、それ以降は使用する出番がなくなり、TP-Link無線受信機TRIOSの箱に戻してしまって大丈夫です。

ワイヤレスでスキャナーが接続されるという接続方法は同じように見えますが、根本的に違います。この違いは特に症例データの操作で顕著で、症例データを閉じたり、再表示したりする必要がなくなりました。 異なるPC上で複数のオーダーを開き、並行してスムーズに作業することができます。例えば、スタッフからスキャナーを借りてスキャン、5分後に返せば、別のスタッフの処置も滞ることがありません。

処置室から別の処置室へのスキャナーの移動がさらに簡単でスムーズになりました。TP-Link接続の場合はドアを開けたままにしておくと、スキャナーは直前に使用していたPCに再接続されました。ですので、ワークステーションの個別化も改善しました。 スキャン自体は数分で終わりますが、最も時間がかかり、最適化すべきプロセスは準備作業なのです。

接続されたすべてのデバイスで無線信号強度をテストしましたがスムーズに動作しました

私の診療室は20平方メートルの広さです。 スキャンする時にPCは自分の後ろにあるクローズされた環境にありますが、モニターは自分の目の前に設置され確認ができます。 チェアで処置する際にはモニターが自分の右側にあり、患者を診やすく処置の妨げになりません。院内にはたくさんのWi-Fiネットワークがあります。3Dプリンターやその他のデバイスはWi-Fiで動いており、携帯電話やラップトップも接続されています。 他にも様々なデバイスを接続することがあります。

物は試しで、アクティブなTRIOS MOVEユニットを廊下に移動させてみて、WiFi信号範囲をテストしてみました。使用しているWi-Fiアクセスポイントでは、電波は処置室では問題ない強度ですが、一度処置室を離れるとすぐに強度が弱くなります。病院内の隣接する他科の待合室で患者をスキャンすることはまずないので、これは特に問題にはなりません。 しかし、Wi-Fi電波の届く環境があればどこでもスキャンできます。 しかも、信号の損失や干渉もなく、自分のニーズをほぼ合致しています。最初はWi-Fiネットワークの数が増えることに懸念がありましたが、ご覧の通り、既存のネットワークはまったく干渉していません。

IT専門家のサポートを受けてこれらの環境をセットアップしました

まず手始めにインターネットで検索、色々と調べてみました。ネットワーク環境をコピーしたり拡張したりするシステムなど、幅広いWi-Fiデバイスの選択肢がありました。 たまたまITに詳しい親族がサポートしてくれ、情報の共有をシームレスで安全に行うためには、ネットワークの新規構築ではなく、既存ネットワークを拡張する必要があることが分かりました。院内には帯域幅と接続デバイス数が設定できる強力なアクセスポイントを設置しています。

効率的なネットワークとそれを実現するための適切なハードウェアの選択が重要になります

端末は「プラグアンドプレイ」で、アクセスポイントを追加するとすぐにネットワークに自動的に認識され、すぐに接続することができるようになっています。 将来的に処置室が8部屋に増えたとしたら、アクセスポイント増設のために無線デバイスを4台買えば既存ネットワークが拡張できます。 すべてのPCとスキャナーが識別されている同じネットワークにナビゲートされます。 効率的なネットワーク環境の設計とそれを実現するための適切な ハードウェア の選択は、TRIOS Shareソリューションを導入する前に考慮すべき大事なポイントです。なぜなら、品質が脆弱なネットワーク環境では、不安定な接続や電波干渉のリスクが高まり、結果としてデータ転送が滞る場合もあります。

Splashtopの年間サブスクリプション料: 1万8,000円(2024年8月)

リモートデスクトップアプリの年間使用料は1万8,000円で、費用は院内の共同口座に請求されています。確実に新しいPCを購入するよりは安く済みます。また、Splashtopは他の用途にも使える便利なツールです。例えばリモートデスクトップをX線検査や患者管理ソフトにも使用できます。 さらに、このアプリはMacやタブレット端末でも使用できます。TRIOS以外の用途にもフル活用できる便利なアプリで、まさにお値段以上です。

今では日々の診療にTRIOS Shareは欠かせません

少し前のことですが、こんなことがありました。 少し複雑な症例で、補綴物のセット前の処置をしていました。 形成前のスキャンを終え、咬合平面と理想的な形態を決定しました。私はその患者で形成の処置をしていると、アシスタントが数年前に作った義歯を真っ二つに割ってしまった別の患者を連れてきました。

連休が近づいており時間が限られることから、新しい義歯を再作成する以外の解決策を見つけなければなりませんでした。「連休前に義歯をご用意しますよ!」。 割れてしまった義歯を少量のワックスくっつけて、義歯をスキャンしてコピーを作るために別の部屋へ移動しました。患者が帰る前のコメント: 「24時間後にまた来院してください。それまでに義歯を用意しておきます。」 昼休みの間、その患者の義歯のコピーを設計/プリンティングしました。翌日の夕方には、プリントした複製義歯を患者に渡すことができ、患者は大きな心配がなく休日を楽しむことができました。その翌月、その患者の状態を再確認するため、もう一度来院してもらいました。

元の患者の処置に10分後には戻って、形成を行い、ラボが設計に必要な情報(形成前模型、形成済み模型、バイト)をスキャンしました。

そんな複雑な状況では、こう呟くでしょう: "「夕方に追加の患者を診ると、様々な対応から遅くまで残らなければならず、1日のスケジュールをさらに忙しくしてしまう・・・。」 しかし、TRIOS Shareのようなシンプルですぐに始められるようなソリューションが、診療を効率化させて、最終的には生活の質を向上させるのです。

E.max ベニヤのケーススタディ

Dr. Lanoiseleeの修復物の設計に3Shapeソフトウェアを使用した他のケースもご覧ください。

ダウンロード

スキャナーの利用頻度が高く、追加のスキャナーを検討しているクリニックにTRIOS Shareはピッタリなソリューションです

スキャナーの増設について迷っている場合、または複数台のスキャナーをすでにお持ちで管理方法に困っている大きなクリニックなど。 TRIOS Shareを使用すれば、1台のスキャナーをチェアから別のチェアへと移動して使用することができます。 大きなクリニックではスキャナーの管理と接続のプロセスをシンプルにすることができます。 TRIOS Shareソリューションを最もよく表す2つの言葉 それは、「シンプルさとシームレスな環境」です。 すべてのチェアや処置室に口腔内スキャナーが設置されていたとしても、メンテナンスや修理が必要になるタイミングもあります。 とにかく、このソリューションはスキャナーソフトウェアに予めセットされており、使用するために必要な準備はあまり多くありません。

院内のどこでもスキャナーがすぐにWi-Fiにつながり、特に意識することなくワイヤレススキャンができることは非常に便利なスキャン環境です。

院内でTRIOS Shareを試しませんか?

歯科医師について ÉDOUARD LANOISELÉE

Dr. Édouard Lanoiselée

口腔外科医

Doctor Lanoiseléeは、ナント(フランス)の北、ノザイのローカルエリアで診療しています。インプラント、アライナー、接着修復など、この地域には専門医がほとんどいないため、私たちが提供する治療内容は多岐にわたります。

患者の需要に応えるため、3D画像診断装置などにも投資しました。彼はTRIOSワイヤレスシステムについてこう語っています:「TRIOSワイヤレスシステムは、患者の口腔内で撮影された画像がすぐにスクリーンに表示されるため、スムーズな印象採得が体験できて非常に機能的だと感じています。

さらに、TRIOS 5ではバッテリーが長持ちするようになったので、バッテリーを交換しなくても一日中スキャンできる日もあります。」